『MQAのクオリティを満喫する』
開発者ボブ・スチュアートによるMQAフル・デコーダーを搭載
Primeヘッドフォン・プリアンプの魅力とは?
MQAフルデコーダー搭載 ¥220,000+消費税
若手ジャーナリストによるPrime体験 《試聴レビュー》
橋爪 徹
■自ら制作したHi-Res.(ハイレゾ)音源でPrimeを徹底的に試聴。
プリアンプとしての実力も、モノラル・パワー2台駆動でテストしてみた。
筆者がMQA社と初めてコンタクトを取ったのは、MQA配信が日本で始まる前の2016年3月のことだった。東京の表参道で行われたオーディオ・イベントで、日本のMQA担当者に直接相談を持ちかけたのが始まりである。”ハイレゾ音楽制作ユニットBeagle Kick”の総合プロデューサーとして、革新的な音声コーデックを推進しているMQA社の動向にいち早く注目したのだ。
その後、自らの音源のマスターとMQA版とを実際に聴き比べることも叶った。晴れて「日本で初めて自分たちの音源をMQA試聴した制作者」となったのだった。この度、我々の2ndアルバム発売を控え、ここ最近の楽曲がMQA化されて提供された。早速、この音源を使い、メリディアンのプライム・ヘッドフォン・プリアンプ を本格的なオーディオ・コンポと組み合わせてどれほどの力量を見せてくれるのか確かめていきたい。続きを読む >>
岩井 喬
Prime Headphone Amplifier(プライム・ヘッドフォンアンプ 以下、Prime)はメリディアンの上位コンポーネントであるGシリーズの意匠をCDジャケットほどの面積のサイズへとコンパクトにまとめており、Explorerとも似たかわいらしさを感じさせる一方で、外観からは計り知れない内に秘めた能力の高さをも思わせる絶妙なデザインとなっている。続きを読む >>
前回のレビューでは様々な人気ハイエンド・ヘッドフォンの数々と組み合わせての標準的なヘッドフォンアンプとしての実力を試してみたが、今回は2015年秋に発売されたヘッドフォンの新モデルも交えつつ、Φ6.3mmヘッドフォン出力を2つ使った“デュアル・ドライブ”におけるサウンドについても迫ってみたい。続きを読む >>
山本 敦
■海外取材も含めた広い視野から、MQAというトレンドに早くから注目。ボブ・スチュアートとの多くの単独インタビューも交えた独自取材レポート
“Prmie”ではデスクトップにおける、最高のヘッドフォン リスニングを目指した
メリディアン・オーディオの“Gシリーズ”をはじめとする、フルサイズのオーディオコンポーネントのエッセンスをまるごと備えながら、PCによるデスクトップリスニングでのピュアな音楽再生を実現するために作り上げた最高のコンポーネントです」。2015年の夏、日本に訪問したメリディアン・オーディオのボブ・スチュアート氏は、同社のHi-Res.(ハイレゾ)対応ヘッドフォンアンプ”Prime を開発した詳しい経緯や製品の魅力を語ってくれた。続きを読む >>