MQAフルデコーダーとは何ですか?

 

MQAはハイレゾの大きなデーターを、オーディオ折り紙と呼ばれる独自の手法でコンパクトにしています。

このプロセスは、オーディオ折り紙と呼ばれており、例えば、192kデーターはまず、96kに折りたたみ、さらに48kへと折りたたまれています。MQAファイルの大きさは48k24ビットのFLAC形式に、またMQA-CDの場合は44k16ビットのPCMフォーマットになります。

 

MQAフルデコーダーは、MQAが音質ターゲットとする時間軸の解像度10μ秒というスタジオマスターのクオリティを実現するため、この折り紙を最低、2回以上展開させる必要があります。そのためMQAフルデコーダーの処理能力は192k以上が必要になります。218説明ページに戻る


 

Meridian218搭載のMQA192kDACでMQA384kは再生できますか?

 

はい、再生することが可能です。まず、384kDACと比較すると理論上の高域再生限界は半分になりますが、録音された最大96kまでのアナログ信号を再現することが可能です。また、時間軸解像度ではフルデコード(192k以上)処理でMQAがターゲットとする10μ秒を実現。また、時間軸解像度を視点に置くとMQA(下図赤線)の場合は、下図のようにMQA384kとMQA192kでの違いは小さくほぼ同等レベルとなります。

 

一方、PCMの場合はサンプリング周波数を上げることにより、下図オリーブ線のように時間軸の解像度が次第に良くなって行きます。218説明ページに戻る

 

日本オーディオ協会 JASジャーナル掲載より引用。DSDはDSD2.8MHz相当
日本オーディオ協会 JASジャーナル掲載より引用。DSDはDSD2.8MHz相当

MQAコアデコーダー、レンダラーとは何ですか?

 

MQAはハイレゾの大きなデーターを、オーディオ折り紙と呼ばれる独自の手法でコンパクトにしています。

このプロセスは、オーディオ折り紙と呼ばれていて例えば、192kは96kに、さらに48kへと折りたたまれています。MQAファイルの大きさは48k24ビットあるいは、MQA-CDの場合は44k16ビットになっています。

 

MQAのコアデコーダーは、この信号を1回展開して88k/96kのハイレゾ信号に戻します。コアデコーダーは、パソコンの音楽再生ソフト上で実行可能です。(Audirvana やRoonに搭載)また、MQAレンダラーDACは、コアデコーダーが出力したデーターを受けてさらに展開することが出来ます。フルデコードに比較すると負荷が小さいためポータブル機器などにも適しています。218説明ページに戻る